11月12〜16日、音劇「朱と煤 aka to kuro」のバンドとして、二十五絃箏で参加して参りました!
フランスの作家スタンダールの小説「赤と黒」を原作に、日本の明治時代に起きていたらという設定のもと、和と洋の入り混じった時代を、和楽器と洋楽器の生演奏でと、音楽監督の岩崎廉さんよりお声をかけていただきました。
ミュージカルでなく、音劇という新ジャンルへの挑戦、そしてミュージカルでの和楽器の起用は中々ない中、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。
出演者、バンドメンバー、スタッフの方々、初顔合わせの方しかいない中、私だけ和楽器としての緊張感もありましたが、皆さん本当に気さくでいい方ばかりで、本当に楽しかったです(^^)
特に音響さんには1曲ずつ細かく音量、リバーブ、音質までこだわって注文させていただき、本当にご面倒をおかけしました(。>﹏<。)
普段一日で終わる演奏会に出演することがほとんどの私には、8回公演というものは未知で、初日はまだまだ先が長く感じていましたが、その都度役者さん達の演技がちょっとずつ変化していて、それに合わせて私もちょっとずつ演奏を変え、最初はバンド内で音を合わせることを考えていましたが、だんだん役者さんの心情を考えながら演奏することができ、千秋楽を迎えた時にはもっとやりたい!もっと何かできることがあったんではないかと思うようになっていました。
8回公演というのは舞台ではかなり短いそうで、再演を心から願うばかりです。
本当に貴重な体験、そして出会いでした。
廉さん曰くガラコンサートがあるとかないとか…
あることを望みつつ…